テキスト選びってすごく重要なんです!特に初心者の方!
どのくらい重要かというと、テキスト選びの失敗=不合格ってくらいです。
自分に合わないテキストって、だんだん読むのが辛くなってきます(体験談)。
そういう状態って効率がずごく悪くて、そのまま勉強を続けても「諦め」か「不合格」が待っているだけです。
学校の教科書って、読んでて眠くなるものが多くありませんでしたか?
その二の舞にならないためにも、テキスト選びは慎重にやらないといけないのです。
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テキストを買う前に守って欲しい2つのこと
オススメテキストを紹介する前に、知っておいて欲しいことが2つあります。
1.本屋に行って、自分の目で確認すること
「ネットの評価は高かったけどイマイチ…」なんてこと、ありませんか?
テキスト系って特に好みが分かれるんですよね。ですから、ちゃんと自分で読んでみて、それから購入をして下さい。
2.テキストとは別に問題集を買うこと
簿記の勉強をスムーズにするためには、やはり「効率的な勉強」ってのが不可欠なんです。
その為には、「理解⇒実践」の流れを作る必要があって、これは「テキスト⇒問題集」の流れと同じなんですね。
なので、効率的な勉強をするためにも、必ず「テキスト+問題集」を手に入れてください(できれば同じシリーズのものを)。
以上を踏まえたうえで、数あるテキストの中から5つ選びました。
それぞれの良い点を書き出して、順位付けをしたので参考にして下さい。
みんなが欲しかった-簿記の教科書-日商3級商業簿記
オススメ度:★★★★★
個人的に一番オススメのテキストです。
読みやすさバツグン
なんといっても読みやすい!
ほぼ全ページカラーで印刷されていて、説明文や図説がすっきり明快。
参考書にありがちなごちゃごちゃした感じや、文字だらけ~ってのが苦手な人にはピッタリのテキストです。
かみ砕かれた説明
小難しい専門用語をスラスラ理解できるよう、かなりかみ砕いて説明してくれています。
各テーマの末に練習問題がある
これも高評価の理由の一つで、各単元を勉強したらすぐに力試しをすることができるんですね。
「理解⇒実践」の流れを掴みやすいので、ただテキストを読むだけよりも勉強がスムーズになります。
答えが次のページに記載されている点も気に入っており、「うっかり答えが見えてしまった…」なんて心配がないのもオススメです。
みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商3級 商業簿記 第5版 (みんなが欲しかったシリーズ) 新品価格 |
サクッとうかる日商3級商業簿記
オススメ度:★★★★☆
読みやすいデザイン
上記「みんなが欲しかった~」テキストと同じように、読みやすい構成。
全ページカラー刷り+手書き風のイラストというのも、簿記の仕組み理解をラクチンにしてくれます。
優秀な導入文
各テーマの冒頭には「このテーマではどんなことを学ぶのか?」ということが分かりやすく説明されています。
感覚的なイメージとして、予め道を教えてもらってからダンジョンを攻略する感じです。
この導入文をしっかりと読むことで、そのテーマの全体像を把握できて、勉強のやる気向上につながります。
練習問題はイマイチ…
このテキストにも、練習問題がついています。なんですが、問題のすぐ下に答えが書いてあるんですね。
うっかり答えを見てしまったりして「自分の頭で考えるチャンス」を失ってしまうので、この点は個人的にマイナスです。
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スッキリわかる日商簿記3級
オススメ度:★★★☆☆
とことん分かりやすく、かみ砕いて説明してくれる
初心者でもスラスラ読めるよう、出来る限り簡単な日本語で説明・解説をしてくれています。
教科書のような堅苦しい雰囲気を極力排除し、「昔から勉強が苦手!」って人でも抵抗なく読めます。
上の2冊に比べると見にくい・・・
先に挙げた2つのテキストに比べると、見た目がぐちゃぐちゃしています。
印刷もカラー刷りではなく、グレーとピンクの2色刷りです。それに文字やイラストがわんさか。
「そういうの好きだよ!」って人にはオススメですね。
例題があるものの答えが書いてある
説明中に例題が載っているのですが、すでに赤文字で答えが書いてあるんですね。個人的にこれはマイナスです。
暗記用の赤透明シートみたいのを使用してればいいんですが、ちょっと面倒ですしね・・・
あと、暗記シートを使用すると、自分の手で「書く」機会が減ってしまいます。
やっぱり簿記を最短で合格したいのなら、鉛筆持ってガリガリ書いてくのが一番ですから、そこも惜しい点です。
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超スピード合格 簿記3級テキスト
オススメ度:★★★☆☆
分かりやすいけど、ごちゃごちゃしている
簿記専用の用語の解説が詳しく、なじみのない一般人でもスッと理解できるレベルで分かりやすいです。
が、やっぱり最初に挙げた2冊に比べるとごちゃごちゃしています。
「文章が分かりやすければ見た目なんて気にしないよ!」って人なら良いのですが、そういうのを気にする人には向かないテキストです。
例題の解説が素晴らしい!
各テーマの途中に例題が出てくるのですが、この例題の解説が素晴らしい。
ただ答えを説明するだけじゃなく、もう一歩踏み込んで理解できるような解説をしているのです。
この丁寧さはほかのテキストにはないものなので、この点は非常にオススメです。
練習問題が巻末にあるのがイマイチ…
このテキストには、本の最後に練習問題がまとまって載っています。
参考書パートと練習問題パートが完全に分かれているんですね。
もちろんこういう配置が好きって人は良いんですが、効率的な勉強方法が身についていない人には、1番目に挙げたテキストのようなスタイルをオススメします。
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合格テキスト 日商簿記3級(よくわかる簿記シリーズ)
オススメ度:★★☆☆☆
B5サイズなので余白に書き込みができる
他の4冊と違い、一般的な学習ノートと同じ大きさのテキストです。
なので、余白部分が多く、テキストに直接書き込みがしやすいという利点があります。
テキストを読みながら、ガリガリ自分のコメントを書き込んでいく人なんかにはピッタリのサイズです。
教科書的な説明
用語の解説や、例題の解説なんかを読んでて思うのは、説明が教科書的だなってことです。
他の4冊は、なるべく分かりやすい言葉で表現していたのに対して、これは割と専門的。
簿記の事を全く知らなくて、かつ勉強にも自信のない人には向かないタイプのテキストです。
練習問題と解答が離れている
このテキストにも練習問題はついているのですが、その配置に若干の難ありです。
私の考える理想の配置は、
(1)の問題⇒(1)の解答、(2)の問題⇒(2)の解答
なのですが、このテキストは、
(1)の問題、(2)の問題⇒(1)の解答、(2)の解答
といった具合に問題と解答が分離してしまっています。
これは、勉強慣れしていない人にとって足かせになる可能性があるので、この点がマイナスです。
合格テキスト 日商簿記3級 Ver.9.0 (よくわかる簿記シリーズ) 新品価格 |
番外編
簿記3級に短期間で合格するなら柴山式簿記講座がおすすめです。
テキストも約120ページでオンライン動画も計14時間ですが、小学生や中学生まで合格させていますおすすめの講座になります。
まとめ
テキスト選びの失敗=不合格です。
1.必ず自分の目で確認して、自分に合うものを手に入れること
2.テキストとは別に問題集を購入すること(できれば同じシリーズ)
簿記3級に一発合格をして、人生を良くしたいのであれば絶対に守ってくださいね!
もちろん上に紹介した以外にも簿記のテキストは沢山あります。
「ここには紹介されてないけど、こっちの方が自分に合ってるな」って時は、自分のインスピレーションを信じるのも大いにありです。
ぜひ、このサイトを参考に「My Best Text」を選んでくださいね!
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