出前館は雨の日の配達は稼げる?インセンティブやブーストは?

配達員の仕事をしていると、空模様が気になります。小雨ならともかく土砂降りの中、自転車やバイクで走らなければならないのは、とても大変です。

出前館には雨の日でも特にブーストなどのインセンティブはありません。それでも、「雨の日は稼げる」と頑張る配達員がたくさんいます。

雨の日は、出前館でも注文数は増え、好案件を狙うライバルとなる配達員が少なくなるからです。

服装など装備をしっかり用意して、雨の日こそ出前館の配達で大きく稼ぎましょう。

目次

出前館は雨の日の配達は稼げる?

出前館の配達で大きく稼げるのは雨の日です。特に直接雇用のアルバイトを減らし個人事業主への委託を増やしている今、雨の日こそ稼ぎ時と言えます。

あらかじめスケジュールを決めて働くアルバイトの配達員と違い、個人事業主として登録している配達員の多くは悪天候の日に稼働しません。

雨の日はライバルとなる配達員の数がグッと少なくなります。

逆に注文数は、雨の日に増加します。

普段なら近くの店に食べに出る人、コンビニまで買い物に出る人なども、雨の日には外出をためらいがちになるからです。

天候の良くない日はフードデリバリーの利用者が明らかに多くなります。

配達員の少ない時に注文数が増えるのですから、雨の日に稼げないわけがありません。

出前館の雨の日のインセンティブやブーストはない

出前館には配達員不足や悪天候時に発生する「ブースト」と呼ばれる制度がありません。

出前館のインセンティブ(ブースト)は不定期に行われるキャンペーンのみです。

出前館の報酬は一件当たりの固定額となっていますが、これが最大2倍になるキャンペーンがあります。

ただしこのキャンペーンは稼働している配達員の数や天候に合わせて適宜更新されるものではなく、通常1週間前に設定され、あらかじめメールで告知されるものだけです。

フードデリバリーの老舗である出前館は、老舗なだけに、同業他社よりアプリの開発、改善に大きな遅れが見られます。

まだまだ現場の状況をリアルタイムで同期・反映するのが難しい状態です。そのため天候などの現況に即したブーストやピークタイムのインセンティブがないと言われています。

出前館の雨の日は距離が短い配達を選ぶ

出前館のシステムでは、業務委託される配達員はどの配達を請け負うか、自身で選び決めることができます。

ピックアップする店舗とお届け先のエリアがリスト化されているので、その中から一度に最大3件の配達を請け負うことが可能です。

雨の日は好条件の配達を奪い合うライバルの配達員が少ないため、配達距離が短い仕事を選び、数をこなしやすくなります。

出前館の報酬は配達距離などにかかわらず一定額に定められているので、数をこなすことで大きく稼げます。

位置関係を把握し上手く組み合わせて何件か受注すれば、1時間に3件4件と配達することも可能です。

地域により異なりますが一回の配達が700円として考えると、1時間で4件配達できれば、時給にして2800円になります。

出前館の雨の日の服装・装備・必要なもの

出前館で雨の日にも配達するため、なるべく快適な服装や装備を用意しましょう。

第一に大切な商品を濡らすことのないよう、バッグはお金をかけても、防水性の高い良いものを使ってください。

レインスーツは必須です。雨の程度、気温などによって厚手のものと薄手のものを使い分けると良いでしょう。いずれにしろ通気性の良いものをおすすめします。

通気性が悪いと汗をかきやすくなるからです。汗でびしょ濡れでは、雨に濡れるよりもさらに不快度が高くなってしまいます。

転倒時に手をつくことを考えても手袋はしていた方が良いのですが、手袋は濡れると着脱が難しくなります。

置き配の時は手袋をしたままでも問題ありませんが、手渡しの場合、特に現金収受がある場合には手袋を脱いだり履いたりしなければなりません。

自転車やバイクにハンドルカバーやナックルガードを付けることで、できる限り手袋自体が濡れることを防いでいる配達員もいます。

手と同様、足元の防水も大切です。

防水性の高い靴を履くようにしましょう。底もビニールのシューズカバーは滑りやすく危険です。

出前館の雨の日の注意点

まず意識しなければならないのは、雨の日は視界が悪いことです。バイクや自転車で配達している人だけでなく、車の運転をしている人もガラスの曇りや水滴などで視界が悪くなります。歩行者も傘をさしているため視界が遮られがちです。

自分が「見にくい」だけではなく、自分が「見られにくい」ことにも注意してください。

濡れた路面は滑りやすくなっています。マンホールや排水溝の蓋など鉄でできている部分はもちろん、路上にペイントされた白線、黄色線などは要注意です。

スピードの出し過ぎ、急ブレーキはやめましょう。

水溜りを通過する際は、タイヤが浮くハイドロプレーニング現象にも気をつけてください。

ハンドルを取られて操縦ができなくなることがあります。

以上の注意点を忘れずに、安全運転で雨の日も出前館の配達で稼ぎましょう。


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