簿記3級は、ある程度勉強すれば誰でも合格できる資格ですが、やっぱり出来るなら最短時間で、それも効率よく勉強して合格したいですよね。

ですが、そこで気になっちゃうのが、

「パートも育児もあるからあんまり勉強時間取れないわ…」

「朝早いし、残業も多いから、1日2時間が限界だなぁ…」

「これまで3ヶ月とか半年とか、計画立てて勉強できたこと無いんだよね…」

「これまで簿記の勉強とかしてきてないからなぁ…」

こんな感じの不安。

ということで今日は、こんな不安を丸っと解消し、簿記3級に1ヶ月で合格できる戦略的勉強法をご紹介します。


自分に残された時間を算出する|合格可能性の見極め

まず一番にやって欲しいのは、「今のあなたに残された時間が何時間あるのか」を計算することです。

試験まであと何日!ってのはもちろんのこと、平日は何日、休日は何日残っているかを数えてください。

数えたら今度は、平日と休日、それぞれ何時間勉強時間を確保できるかを計算してみて下さい。

例)
残り平日:23日 × 勉強時間:1.5時間 ≒35時間
残り休日:10日 × 勉強時間6時間 = 60時間
35時間 + 60時間 = 95時間

上記の例でいえば、平日にとれる勉強時間の合計は35時間、休日にとれる合計は60時間なので、合計95時間の勉強時間を確保することがわかります。

ちなみに、簿記3級の合格に必要な勉強時間は50~100時間と言われています。

つまり上記のように、たとえ1ヶ月ちょっとしか日数がなくても、十分合格に必要な勉強時間を確保することはできるんですね。

こんな感じに、まずは自分に残された時間を知ることが大切です。

それでもし、合計時間が50時間に満たないようでしたら、今回の合格は難しいと判断します。

よほど記憶力や理解力に自信がある人を除いて、次回以降の試験に向けて勉強したほうが無難と言えます。

テキストや電卓など道具を選ぶ|最重要項目

勉強時間を割り出し、50~100時間程度を確保できることが分かったら、次は合格に必要な道具選びです。

まずは電卓ですが、簿記3級レベルなら「12桁入力できる」ものであればOKです。

今後、簿記2級、簿記1級と受験したり、税理士試験を見据えていたり、会社の経理に係る予定だったりするのであれば、「早打ち機能」など機能が充実してた方が良いです。

しかし、当面そういった予定がないのであれば、無理して高いものを買わなくても、最低限「12桁入力可能」このラインをクリアしていれば、簿記3級には対応できます。

続いてテキスト選びについてですが、こちらは慎重に選んでください。

書店に行って、適当に何冊か簿記のテキストをパラパラとめくってもらえれば分かりますが、テキストのによって本当に好き嫌いが分かれます^^;

歴史の教科書を思わせるような文字だらけのテキストから、独自のキャラクターを使ってコミカルに説明しているものまで、同じ簿記3級というジャンルを扱っているのに、かなり違いがあるんです。

そして、こうした違いはネットのレビューでは分からないのです!

Amaz○nのレビューを見ても、知○袋のベストアンサーを見ても、最終的に自分に合うかどうかを判断できるのは、あなた自身しかいません。

ですので、実際に本屋さんに足を運んで、1時間くらいじっくり悩みながら、自分のベストテキストを見つけ出してください。

ただ、「自分に合ったものを見つけろって言われてもなぁ…」って人もいると思います。

そんな人のために、参考になるかもしれないチェック項目を用意しておくので、活用してみて下さい。

  1. パッと見の印象が気に入るか
  2. 文字だらけで気に入らない…など
  3. 白黒、単色刷りよりも、オールカラーの方が見やすいなど
  4. 説明が分かりやすいか
  5. 文章の内容はともかく、文章そのものが読みやすいかどうか
  6. 分かりにくいテキストというのは、日本語の言い回しそのものが難しかったりします
  7. 図や表は分かりやすいか
  8. 図を使っているのに分かりにくいテキストってのも普通に存在します
  9. 各テーマの後に、力試し的な問題演習がついているか
  10. この有無は勉強効率に大きな影響をもたらすので要チェック!

これらはあくまで個人的な目安ですが、一つの参考にはなると思います。

また、別記事でもオススメテキストを紹介しているので、そちらも併せて参考にしてみて下さい。

最後に、問題集と、過去問についてです。

問題集は、テキストと同じシリーズのものを使用するのが望ましいです(テキストの内容と、問題集のページがリンクしているため)。

ですので、テキストを選んだら、それと同シリーズの問題集を選べばOKです。

過去問に関しては、過去の問題を集めたものですから、基本どれでも内容に変わりはありません。が、強いていうならば、解説の充実しているTACの過去問集は分かりやすいかもしれません。

次の項で紹介しますが、ここで紹介する勉強方法は「テキスト→問題集→過去問」と進んでいきます。

ですので、過去問選びはテキスト&問題集による勉強を一通り済ませた後でも構いません。

むしろその方が、解説の良し悪しを見極める力も育ってきているので良いかもしれませんね。

合否を分ける勉強法と時間配分|問題演習重視スタイル

残り時間を計算し、道具をそろえたら、いよいよ具体的な勉強法に移っていきます。

まず、全体の大まかな流れは、先ほど紹介した通り「テキスト→問題集→過去問」なのですが、

それを具体的に見ていくと、

  1. テキストを最後まで読みきる(テキスト:1周目)
  2. 一つ一つの用語、仕訳内容を理解&納得すること!(無理に覚えなくて良い!)
  3. テキスト内の問題演習は必ず解くこと!
  4. テキストを読みつつ、問題集を解いていく(テキスト:2周目、問題集:1周目)
  5. テキストで第1章を読んだら、それに対応した問題周のページを解く
  6. この時も、テキストは暗記するのではなく、内容を理解しながら進むこと
  7. 問題集を解きつつ、テキストを復習していく(テキスト:3周目、問題集:2周目)
  8. 問題演習をして、忘れてたところ、躓いたところをテキストで確認していく
  9. あくまでも問題集メインで進み、時折テキストで復習するイメージ
  10. 問題集で2回とも間違えた問題、自信のない問題を解いていく(問題集:3周目)
  11. 見ただけで解き方の分かる問題などはスルーしてよい
  12. 自分の弱点を埋めていくようなイメージ
  13. 過去問を解いていく
  14. 初めて解くときは、時間を気にせず、自力で最後まで解ききる
  15. 2回目以降は、試験時間を意識して120分ないし110分で

こんな感じ。

なんとなくイメージ掴めますか?

テキスト1周目
→テキスト2周目&問題集1周目
→テキスト3周目&問題集2周目
→問題集3周目
→過去問演習

簡単にまとめるとこうなります。

続いて、これをどのようなスケジュールで行っていくか、についてお話しします。

例えば、残された時間がきっかり50時間だとすると、大体このようなスケジュールを立てることができます。

テキスト1周目(8時間)
→テキスト2周目&問題集1周目(12時間)
→テキスト3周目&問題集2周目(8時間)
→問題集3周目(4時間)
→過去問演習(18時間)
合計:50時間

必要最低時間でスケジュールを組んでいるので、正直キツキツの予定です。

実際には60時~90時間の余裕がある人の方が多いでしょうから、そういう場合には上記例を参考にしてカスタマイズしてください。

ただし1点注意があって、テキスト1周目にかける時間は、全体時間の30%は超えない方が良いです(例の場合なら、50時間 × 30% = 15時間)。

丁寧に丁寧に1周目を読むよりも、まずざっくりと1周読んで、問題演習をしながら2周目を読んだ方が人間の記憶に残りやすいからです。

あと、テキストばかり読んでいると、問題演習が怖く(面倒くさく)なってくるのです(体験談)。

最短で合格するなら柴山式講座

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まとめ

簿記3級に1ヶ月で合格するための戦略的勉強法をお話ししました。

まずしなくてはならないのが、試験までの日数と、残された時間の計算。

それが50時間を超えていれば、続いて道具選びを行います。

そして、残された時間を、紹介した流れに沿って分配していき、自分だけのスケジュールを完成させてください。

ここまでできたら、あとは一心不乱に勉強に取り組むだけです^^

もしこれを読んでいるあなたが、簿記3級を受験しようとしていて、しかも残された時間はあとわずか!という場合でしたら、今回の方法はきっと役に立ちます。

闇雲に勉強に取り掛かるのではなく、まず自分の時間を冷静に計算するところから始めてみて下さいね。

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