「簿記3級を取得したら、いずれは2級にチャレンジして…」

こういう人って多いんですよねー。

就活の現場でも「資格として評価されるのは簿記2級から」なんて言われることがあるくらいで、「いずれは2級まで取得しよう!」って考えている人は、結構います。

実際、私含め、大学時代の友人たちも簿記2級を見据えて、3級の勉強をしていましたし。

で、そうなると気になるのが”簿記2級の難易度”なんですよね。

「簿記3級は簡単って聞くけど、簿記2級から一気に難しくなったりしないの?」ってな感じに、結構不安になってくるんです。

ということで今回は、「難易度」の観点から簿記2級と簿記3級を比較してみました。受験前の参考にしてもらえればと思います!


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合格率から見る簿記2級と3級

まずは2つの級の合格率から見てみましょう。

■簿記3級(直近7回分の合格率)
第146回 50.9%
第145回 47.4%
第144回 45.1%
第143回 34.2%
第142回 26.6%
第141回 26.1%
第140回 52.7%

■簿記2級(直近7回分の合格率)
第146回 47.5%
第145回 25.0%
第144回 13.4%
第143回 25.8%
第142回 14.8%
第141回 11.8%
第141回 34.5%

両社とも、年によってばらつきがありますが、簿記3級で30%後半、簿記2級で20%前半の合格率だと分かります。

合格率10%前半ってことは、10人いたら1人しか受からないってことですからね。

後で説明しますが、簿記2級の合格基準は絶対評価で、70点以上取れば何人だって合格できちゃうんです。なので、言ってしまえば「勉強すれば誰だって受かる」試験なんです!

ただ、そうはいっても合格率だけで見ると結構難関なんですよね。。。

簿記3級2級

出題範囲から見る簿記2級と3級

簿記3級の試験範囲は、商業簿記の基本です。会計知識の入り口であり、個人商店の帳簿を付けたりするのにも必要な知識。

一方で、簿記2級は3級の応用に当たります。それなりの規模の会社で、正しく帳簿を付けられるレベルの知識が必要になってきます。

また、簿記3級は「商業簿記」オンリーでしたが、簿記2級からは「商業簿記」に「工業簿記」ってやつが加わります。

この工業簿記、どんなものかと言うと、、、

商業簿記が、”商品の仕入れから販売までの動き”を対象にしていたのに対し、工業簿記は、”製造業メーカーが材料を仕入れて、加工して、販売するまでの動き”を対象にします。

ざーっくり説明すると、商業簿記は八百屋さんみたいなもので、工業簿記は自動車メーカーみたいな感じ。


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八百屋さんは、野菜を仕入れて販売しますよね?

その動きを扱うのが商業簿記。

一方で、自動車メーカー(トヨタとか)は、鉄の板やらネジやらを仕入れて、加工して(=車にして)、販売しますよね?

この動きを扱うのが工業簿記です。

(あくまでイメージとしてとらえてくださいね!^^;)

勉強時間で見る簿記2級と簿記3級

気になる人も多いであろう勉強時間について、です。

簿記3級に合格するのに必要な勉強時間は、おおむね50~100時間と言われています。

が、良いテキスト、効率的な勉強方法を行っていれば50時間程度で合格できます。

これは月換算すれば、大体1.5ヶ月くらい。

では、続いて簿記2級はどうか。

大手予備校や通信講座、合格者の経験談から算出すると、大体以下になります。

簿記3級を持っている 2ヶ月~4ヶ月
簿記3級を持っていない 4ヶ月~6ヶ月

簿記3級を持っているかで2ヶ月程度の差がついてしまうんです(ただ単に資格を持っているってことじゃなくて、内容を理解しているかどうかってことです)。

商業簿記に関しては、3級の基本が身についてれば、応用はラクちんです。問題演習を繰り返して、試験に慣れていくだけでOKです。

一方、工業簿記に関しては新しく勉強しなければいけません。が、学ぶのは工業簿記の基本です。

3級の時と同じように、基本を押さえて勉強していけば、それほど難しいものではありません。

勉強機関だけを見せられると、「うぇー!3ヶ月も勉強するの!?」と思うかもしれません。

が、やることは簿記3級と大して変わりません。テキスト読んで、問題解いて、を繰り返していれば誰でも合格できます。

簿記2級の合格点と出題傾向を知っておこう!

簿記2級は、3級と同じように100点満点中70点以上を取れば合格できます。

が、先ほどちらりと説明したように、商業簿記と工業簿記の2つの範囲が混じっているのです。

その配分はこんな感じ。

100点満点=商業簿記60点+工業簿記40点

商業簿記と工業簿記でそれぞれボーダーなどはなく、合計点が70点を超えていれば合格出来ちゃいます(商業60点、工業10点とかでもOKってことです)。

まとめ

簿記2級と簿記3級を比較しながら見てきました。

合格率で言えば、簿記3級は30%後半、簿記2級は10%前半。

出題範囲は、簿記3級=商業簿記(基本)に対して、簿記2級=商業簿記(応用)+工業簿記。

勉強時間は、簿記3級が1.5か月程度に対して、簿記2級は2~6ヶ月程度。

合格率だけ見ると、めちゃむずの試験に感じますが、要は70点以上取れれば誰でも合格できる試験です。

良いテキストと効率的な勉強方法を繰り返していけば、絶対に合格できるので、簿記2級の受験を考えている人は、ぜひチャレンジしてみて下さい!


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